花園子供ネブタの運行は昭和63年(1988年)から始まった。当時の花園第一町会の長会は杉山安弘氏。
運行の形式は花園町会・長寿会・婦人会・花園子供育成会の共同であった。
昭和63年7月19日発の子供育成会からの「趣意書」は次のようになっている。
会員、保護者各位 昭和63年7月19日
花園子供会育成会
小山内晴夫
子供ねぶた運行のお知らせ
この度、花園町会・長寿会・婦人会のご協力により、下記の通り子供ねぶたの
町内運行をすることになりましたので、多数の参加を下さいますよう、ご案内申
しあげます。
記
1.日 時 7月28日(木) 雨天時29日(金)
2.集合場所 三角公園
3.運行途中休憩場所 杉山商店前(参加者全員にジュース)
4.解散場所 三角公園(大人以外の子供たち全員におかし)
5.服 装 小学生 堤小の半そで短パン
小学生以外 自由(豆しぼり、うちわ持参下さい)
―以下略―
全くのゼロからの出発だったので、準備には大変苦労したと思われる。発注したねぶた以外は、ほとんどがて借り物。
太鼓は1台で、岩谷和治さんが市の観光課から借りている。またお囃子は町内の久慈康弘さんが担当、「に組」の応援も得ている。
そして役員はもちろん、多くの町内の方々の協力を得て成功裏におわった。
平成元年になって「子供ねぶた」の継続をすることになり、私(沼田)がねぶた実行委員長を依頼された。
さっそく実行委員会が開かれ、その時の打ち合わせは以下のようであった。
運行日 平成元年7月29日 PM7:00〜9:00
ねぶた 人形ねぶた(昨年使用したもの)
金魚ねぶた(秋元さん製作中 7月27日納入)
太 鼓 新品購入1台、借用1台
提 灯 新品購入 4個
発電機 借用2台
―以下略―
太鼓は2年目に1台、3年目にもう1台を購入した。太鼓が自前となってからは、久慈さんの指導でお囃子の練習も開始した。
地域子供ねぶたへの自主参加とお囃子の練習は注目され、その状況は平成元年7月に、NHK夕方のアップルワイドで紹介放映された。
当初の2、3年は運行日時が不定期であったが、その後毎年7月27日、28日に運行するようになった(諏訪神社の大祭が26日までなので重複しないようにした。)
現在は人形ねぶた1台、扇ねぶた1台、太鼓2台、大型提灯2個、リヤカー2台となっている。
人形ねぶたは平成12年までは2年毎に作り変えてきたが、平成13年からは3年毎に更新となっている。また扇ねぶたの絵は子供たち自身で画くようにしてきた。
ただし平成25年度からは、村上秀樹氏(栄町村上胃腸科院長)制作の栄町子供ねぶたを譲り受け、人形ねぶた2台の運行となっている。
これまで作られたねぶたの作品名は以下のようになる。
| 昭和63年 | 平成元〜2年 | 平成3〜4年 | 平成5〜6年 |
| 川中島の合戦 | 金魚ねぶた | 足利尊氏 | 大蛇退治 |
| 平成7〜8年 | 平成9〜10年 | 平成11〜12年 | 平成13〜14年 |
| 信長 | 武松 | 孫悟空 | 項羽の馬投げ |
| 平成16〜18年 | 平成19〜21年 | 平成22〜24年 | 平成25年〜 |
| 風雲児信長 | 不動智 | 那須与一 | 那須与一 さるかに合戦 |
なおねぶたや太鼓は小山商店さんの倉庫に保管してもらってきた。
私が集合写真を撮るようになったのは平成3、4年からであるが、初期の頃の写真も含めてその一部を紹介したい。
|